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川久保玲も注目するブランド、「DELADA」とは!?

Machine-A(ロンドンのセレクトショップ)とのコラボレーションで生まれた、ロンドン発のユニセックスブランド。


今年、新たに「Dover Street Market NY」から発表された“New Beginning”。(年に2度発表する新進デザイ ナーのセレクション) 川久保玲氏によって、今後注目すべきクリエイターが選出されるこのセレクションは、前回紹介した「CRAIG GREEN」、「Gosha Rubchinksiy」を輩出した。

今回、選ばれたのは9組。「エドワード・ミードハム(Edward Meadham)」、「コットワイラー(Cottweiler)」、今回紹介する、 「デラダ(Delada)」、「エッグ(Egg)」、「エレナ・ドーソン(Elena Dawson)」、「ヘレウ(Hereu)」、「マルティニアーノ(Martiniano)」、「リュ・ドゥ・ヴェルヌイユ(Rue de Verneuil)」、「テイジャ(Teija)」だ。

では早速、「DELADA」を紹介したい。

デザイナーはモスクワ出身で、現在はロンドンを拠点に活動するLada Komarova(ラダ・コマロワ)。ブランドの特徴ブランドの特徴は意識的なグランジを取り入れつつ、幼少期を過ごしたロシアにインスピレーションを得ている。高級素材を仕様しながら、メッセージ性 のあるエッジの効いたデザインが特徴。ロマンティシズムの要素を組み込んだユニセックスブランドである。ラダの奇才な才能は幼い頃から発揮される。それは、ラダが6歳の時、はさみを持って祖母のとても大事にしていたフォーマルなドレスを切り刻みラーダの小さな体に合うようリメイクしたそうだ。それからというもの一度も服を買わず、自分で作っていたという。

DELADAの正式なファーストコレクションは2017年S/S。「Machine-A」とのコラボレーションにより本格的にスタートした。コラボのきっかけとなったのは、ブランドのアイコン的存在でもあり、ラダの息子でもある、モデルのAlexander Komarov(アレクサンダー・コマロフ)。彼が「Machine-A」に通っていたことがきっかけで、Machine-Aの創設者であるスタブロス・カレリス氏とラダが知り合い、コラボレーションにいたったそうだ。このMachine-A とのコラボは 、DELADAの新しい可能性への導いたと言っても過言では無い。



SHOWstudioとMACHINE-A専用に制作されたレイ・ナダル監督のファッション映画は、ラダが幼少時代過ごしたソ連のロシアからインスピレーションを受けており、DELADAの最初のフルコレクションを特集している。幼少時代の旅は、DELADA、Alexander Komarovの顔、森の中での遊び心など、映画を通して見ることができる。スタブロスとのコラボはファッション映画を通してラーダのビジョンを実現するのに役立った。スタイリスト、エリーグレースカミングのスタイリングは、コレクションの感情的側面をとてもうまくとらえており、DELADAの魅力を引き出している。

日本ではまだ認知度も低く、知らない人が多いブランドである。しかし、本国のi-DやVOGUE Italia、DAZED KOREAでは早くも取り上げられており、「DELADA」は今後も目が離せないだろう。

ちなみに、当店ではcollection2 から取り扱いを始める。

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