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お値段以上、STUDIO NICHOLSON × MOONSTAR。

皆さま、ごきげんよう。

重すぎる腰を上げて2,3年ぶり?にMAGAZINE ASHIURAを復活しようと思います。
復活一発目はSTUDIO NICHOLSON × MOONSTARの話をさせて下さい。

STUDIO NICHOLSON(スタジオニコルソン)と、日本が誇るスニーカーブランド『MOONSTAR(ムーンスター)』との
コラボレーションアイテムが当店に入荷しました。

このスニーカー、16,000円以上の価値ありです、、、
クラフトマンシップが凄すぎます、、、

STUDIO NICHOLSON × MOONSTARのスニーカーはMOONSTARの工場で生産されており、
僅かな工場でしか生産することの出来ないバルカナイズ製法で作り上げられています。

(バルカナイズ製法とは?)
『バルカナイズ製法』『バルカナイズドスニーカー』『加硫釜製法』何て言われたりもする、
スニーカーの接着方法の事。

バルカナイズ製法というのはスニーカーの歴史からみても非常に古い方法で、
スニーカーの本体とソールの間にまだ固まっていないゴムをはさみ、専用の釜に入れて高温で圧力を加えながら、硫黄等の加硫剤を加える事で、ゴムを硬化させてスニーカーを接着する製造方法。

このようにして製造する事でキャンバス生地とゴムという素材の異なる二つの物を強力に接着し一体化する事が出来るため、しなやかで、それでいて剥がれにくいという素晴らしい特徴を持っています。

バルカナイズ製法で作られたスニーカーには、スニーカー本体とゴムソールの境目を補強する為に、ラバーテープがぐるりとまかれ、横方向からも接着されているため、横方向や斜め方向への動きにも非常に強い耐久性があります。
このラバーテープの見せる表情が、バルカナイズ製法で作られたスニーカーの一種のアイデンティティとなっています。


この製法から生み出される靴にはソールがしなやかで柔らかい、丈夫で壊れにくい、美しいシルエットが保てるといった良さがあり、そしてなにより熟練の手仕事でしか生み出せない精巧で美しい作りの良さが魅力です。(上記の動画参照)

バルカナイズ製法で作られたスニーカーの魅力はなんといっても、そのクラシカルな雰囲気と、
非常に丈夫で剥がれにくいという耐久性です。

剥がれないが故に、ソールがすり減っても修理出来ないという事もありますが、
そういったすり減ったソールに何とも言えない味が出てきます。

現在、多くの一般的スニーカーはバルカナイズ製法を使用していないそうです。

現在では技術の進歩によって、この方法を使用しなくても十分な接着力を持ち、
また高い強度を確保したスニーカーを製造出来るようになったのです。

あえてのバルカナイズ製法を使用した、STUDIO NICHOLSONはモノづくりの拘りが見えます。

アッパーには高品質な日本製のコットンキャンバスを使用。

液状のゴム糊でアッパーの素材となるキャンバスと裏布を貼り合わせ、
布地のほつれを防ぎ、張りをもたせるために布地の裏に引くゴム糊を使い表面にコーティングを施します。

そうする事で強度と防水性を高め、使い込むことで履きジワがあらわれ風合いが増す素材になります。

また、縫製作業も手作業で行われており、熟練した職人だけが出来る精巧な縫製が美しさと
丈夫さ、履き心地の良さを生み出しています。

多くの熟練職人の手を経て、ゆっくりと時間をかけて作られるSTUDIO NICHOLSONのシューズ。
大量生産大量消費の時流の中で、消えてゆきつつある昔ながらの靴の良さをぜひ味わって欲しい。

MOONSTARの職人達の手で作り上げた本物のスニーカー、、、ぜひ感じて頂きたい!






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