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"Wallace&Murron" 特別企画 Special Original Items Vol.2

  • 執筆者の写真: magazineashinoura
    magazineashinoura
  • 8月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:7 日前

[連載]"Wallace&Murron 特別企画 Special Original Items"

Vol.2からはいよいよ実際の生地やパンツのパターンなどをご紹介していきたいと思います。

Vol.1をまだご覧になられていない方は是非そちらから順にご覧下さいませ。



Vol.1の記事はこちら



①生地選び


前回のMAGAZINEでもお話した通り、商品企画において今回まず着手したのがブランドタグの選定。

そしてその次が今回ご紹介する生地選びになります。

今回はスタッフがこのプロジェクトで是非使いたい生地があり、そちらを確保した上で制作が進みました。



選んだのはスーパーウールのシャドーストライプ地。

高級な羊毛として知られるメリノウールの中でもさらに繊維の細やかな素材です。

先に発表すると今回制作するパンツは綺麗めに履けるスラックスパンツで、この生地が

イメージにバッチリはまったので採用されました!



この生地を使った決め手は生地の風合いとストライプ柄の絶妙なバランス。

元々店頭にある商品とのバランスを考え、通年で履ける生地のパンツが欲しかったこと、

当店のセレクトブランドにも自然と馴染む、程よい主張のストライプがイメージにマッチしました!




生地のアップはこんな感じ。

平置きで見ると分かりにくいのですが、生地の光沢感とシーズンレスな素材感。

製品として上がってくると更によい表情を魅せてくれると確信が持てます。




②パターンの作成

次の工程が洋服のパターン(設計図となる型紙)です。



前回のMAGAZINEでもお話したように今回のオリジナルパンツで表現したかったのがWallaceらしいデザイン、シルエットであるということ。

当店のシルエットといえばゆったりとしたリラックス感のあるワイドシルエット。

このパンツもそのフォルムを重視しつつ落ち感のある綺麗なシルエットを目指し、パターンを引いていきます。



トワール(型取り用の布)でパターンを組んでみました。

全体のシルエット考案に加え、タックやポケットデザイン、ベルトループの幅といった

細かなディテールもここで一度立体に起こし、試作品を確認。

各部位の大きさや位置を見ながらトライ&エラーで全体のバランスを整えていきます。


スタッフも試作品を履いてみて履き心地やポケットなどの使い心地、丈感などが想像と

合っているか意見を交えながらイメージを近づけていきます。


当たり前ですが実際に形になると一気にイメージがしやすく、気になる点なども洗い出すことが

できるのでとても重要な工程だと感じました。


この工程でデザインが決まると後は実際の生地で縫製を進める作業。

オリジナルパンツの完成まであと一歩です!


Vol.2の内容はここまで。

次回はいよいよ完成したパンツのお披露目となります。

実は既に商品は納品しており、現在リリースに向けた最終段階の準備を行っておりますので

近日中にまたご紹介させていただきます!

何卒ご期待くださいませ。


WM tz

 
 
 

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